Rock and roll Circus
ローリング・ストーンズが中心になって行われた「Rock and roll Circus」の映像を見た。いやぁ、豪華豪華。ジェスロ・タルに始まりレノン=クラプトン=キースという音楽ファン垂涎のバンドが見れたりと、大満足。フーの演奏も最高でした。オノ・ヨーコは……
最後にストーンズが演奏して締めくくるんですが、「ベガーズ・バンケット」の頃だからそこら辺中心にやってくれたんで嬉しかった。しかしブライアンの目が完全に死んでるのが寂しかった。
内容としてはサーカスあり音楽あり、ってとこです。どことなくシュール。うーんこの年代の音楽っていうのはとても気負って見える。音楽は世界を変えられるんだ、ってな具合に。表現としても自由で、総合芸術なんだ、みたいな。で、それが幻想だったってわかってロックは急激に冷え込む。そういう流れでこの映像を見ると、とても気負って見えるわけです。でも、そういう気負いがあるからこそ、迫力がある。世界と戦うって感じ。実際そんなことはないわけだけれど、そういう姿勢が素晴らしいと思う。ロックが一番楽しかった時代かもしれないですね。でも、空虚な馬鹿騒ぎとも思える。けれど、そんな時代においてもなお、ストーンズやレノン、フーの音楽は素晴らしく、また今でも十分に評価できる。ロックは世界を変えられなかったけれど、時代は超えた。なんちゃって・・・・・・(泣)
最後にストーンズが演奏して締めくくるんですが、「ベガーズ・バンケット」の頃だからそこら辺中心にやってくれたんで嬉しかった。しかしブライアンの目が完全に死んでるのが寂しかった。
内容としてはサーカスあり音楽あり、ってとこです。どことなくシュール。うーんこの年代の音楽っていうのはとても気負って見える。音楽は世界を変えられるんだ、ってな具合に。表現としても自由で、総合芸術なんだ、みたいな。で、それが幻想だったってわかってロックは急激に冷え込む。そういう流れでこの映像を見ると、とても気負って見えるわけです。でも、そういう気負いがあるからこそ、迫力がある。世界と戦うって感じ。実際そんなことはないわけだけれど、そういう姿勢が素晴らしいと思う。ロックが一番楽しかった時代かもしれないですね。でも、空虚な馬鹿騒ぎとも思える。けれど、そんな時代においてもなお、ストーンズやレノン、フーの音楽は素晴らしく、また今でも十分に評価できる。ロックは世界を変えられなかったけれど、時代は超えた。なんちゃって・・・・・・(泣)
今日は
朝からずっとオアシスのアルバムを一気に聴いてます。総演奏時間何時間なんだろう(笑)。オアシス結構好きなんですよね。聴きやすいから。ビートルズをギャラガー兄弟が好きなだけあって、まあ、聴きやすい。垂れ流しにするにはちょうどいい音楽。ノエルもリアムも声が良いし。
好きな曲は何かと問われれば迷いますがやっぱり、wonderwall,
don`t look back in anger,live forever,masterpieceあたりになっちゃうんじゃないですかね。結構色んな曲が好きですけどslide awayとかね。
オアシスの良さはキャッチーなところでしょう。そこに尽きる。ロックの楽しさとか傍若無人なところとか、わかる気がする。しかしリアムの傍若無人ぶりは見てて面白い。ひどい噂しか聞かないし、インタビューも機嫌が悪いと最悪だし、でもそこがいい。行儀良すぎてもつまらないしね。
ライブでlylaが聴きたいと思っているスロースロップでした。
好きな曲は何かと問われれば迷いますがやっぱり、wonderwall,
don`t look back in anger,live forever,masterpieceあたりになっちゃうんじゃないですかね。結構色んな曲が好きですけどslide awayとかね。
オアシスの良さはキャッチーなところでしょう。そこに尽きる。ロックの楽しさとか傍若無人なところとか、わかる気がする。しかしリアムの傍若無人ぶりは見てて面白い。ひどい噂しか聞かないし、インタビューも機嫌が悪いと最悪だし、でもそこがいい。行儀良すぎてもつまらないしね。
ライブでlylaが聴きたいと思っているスロースロップでした。
なんでか聴いちゃう
いや、好きですよ。好きなんですけれどピストルズやストーンズ、レディへなんかと比べるとそこまではまってるわけじゃないのに、聴いちゃう。それがストロークス。何でだろう。今もずっと『Is This It』と『Room On Fire』をリピートで流している。このだらだらとした感じが好きなんだが、それでも上の三つのバンドに比べると・・・・・・
それでも、たまに聴きたくなっちゃう。
なんでか聴いちゃう。
このだらだらっぷりがスロースロップの感覚にあってるのかも。というわけで一日中ストロークスでした。
それでも、たまに聴きたくなっちゃう。
なんでか聴いちゃう。
このだらだらっぷりがスロースロップの感覚にあってるのかも。というわけで一日中ストロークスでした。
Like A 『Rolling Stones』!
スロースロップが大好きなロックバンドは数多あるが、中でも一生涯の付き合いになるであろうバンドが二つ確定している。それがsex pistolsとthe rolling stonesだ。
ストーンズはロックを聴かない奴でも知ってるほどの、超超スーパーロックバンドなので今さら説明するのはアホらしい。なので今回は自分の好きな曲について語りたいと思う、今日この頃・・・・・・
『悪魔を憐れむ歌(sympaty for the devil)』
ストーンズで初めて聴いたのアルバムは『ベガーズ・バンケット』だった。その中にこの曲はある。一度聴いただけで、頭の中がこの曲に満たされた。アフリカン・アフロ的なリズムを生み出す打楽器――名前はよくわからない。そこらへんは疎いんです――ミック・ジャガーの呟くような声。すべてがカチリとはまって、歌詞の良さを引き出している。歌詞がいいんだこれが、また。
この曲は1968年に発表されているが、時代的にピタリだ。ロックの共同幻想が崩壊しつつある頃、この曲は生まれた。ベトナム戦争は泥沼、キング牧師、ケネディ大統領は凶弾に倒れ、プラハの春はソ連に潰された・・・・・・何もかもが悪い方向に向かっている予感。間に合わせな、口辺り良い、ラブ・アンド・ピースなんてキレイ事じゃ世界が変わらないことを叫んだ歌だ。とまあこんな教科書的なことはいくらでも語れる。それらしいテキストなら今じゃゴロゴロしてる――ロックに関する本は驚くほど多いですよね――そんなものより、時代背景云々を知らなくても共感し、素晴らしいと思えるこの曲が流れるだけで充分だ。何度聴いても飽きない。最高の一曲だ。
『無情の世界(you can`t always get what you want)』
ストーンズの曲の中で、これほど勇気づけられる曲はない、とスロースロップは思っている。頑張ろう、努力していこう、と素直に思える名曲だ。歌詞が微妙にストーリーがあるところがまたいい。常にほしいモノは与えられない世界に、スロースロップたちは生きているが、それでも、努力し続ければ、きっと手にすることができるだろう。これはそういう歌。『レット・イット・ブリード』収録。(同名の小説を阿部和重が書いている。こちらもお薦め)
『アウト・オブ・タイム(out of time)』
これは『アフター・マス』に収められている曲で、あまり有名な曲ではないだろう。歌詞の内容は、「お前がいない間に新しい女が出来たぜ。お前が今帰ってきても居場所なんてねえよ。タイミングの悪い馬鹿な女だな」という感じ。かなりキャッチーな曲なんです。なにかとてもコミカルな雰囲気。ラモーンズもカヴァーしていて、そちらはジョーイの歌い方がとてもミック・ジャガーを意識しているみたいで、面白い。というか似ている。
『ディア・ドクター(dear doctor)』
これは『ベガーズ・バンケット』の曲。こういうだらだらした雰囲気。ブルースとロックがいい感じで混ざってるのは、ストーンズだなぁと感じさせてくれる。午睡に似合う曲ですね。
『マザーズ・リトル・ヘルパー(mother`slitlle helper)』
『アフター・マス』に入っている曲。これは有名な曲です。ドラッグを決めたお母さんの歌。ミック・ジャガーの声が光る。ノリノリになるね。
『ベガーズ・バンケット』と『アフター・マス』ばかりになってしまいましたね。だってこの二枚が大好きなんだよ!!!!!!!! とまあこれ以外にも名曲が多すぎて選ぶのが難しい。『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』とか『ダイスをころがせ』とか『サティスファクション』とか『ブラウン・シュガー』etc,etc・・・・・・
ストーンズは現役最長バンドだそうで。年老いて高音が出なくなったジャガーの声も好きですよ。キースのフィーリングたっぷりなギターも素敵。チャーリー・ワッツのやる気のなさそうなドラムも、派手なロン・ウッドのギターもね。
死ぬまでやってほしい。長くやるなんで、刹那的なロックには不似合いな気もするけど、ここまで来れば逆にロックって気もする。好きなことをとことんやりとおす。それもロック。だからスロースロップはビートルズよりもストーンズ派――ビートルズも好きなんだけどね――
とまあ今日はこんな感じです。次回はきっとアニメ・ソングについて語る、と思う、よ。
ストーンズはロックを聴かない奴でも知ってるほどの、超超スーパーロックバンドなので今さら説明するのはアホらしい。なので今回は自分の好きな曲について語りたいと思う、今日この頃・・・・・・
『悪魔を憐れむ歌(sympaty for the devil)』
ストーンズで初めて聴いたのアルバムは『ベガーズ・バンケット』だった。その中にこの曲はある。一度聴いただけで、頭の中がこの曲に満たされた。アフリカン・アフロ的なリズムを生み出す打楽器――名前はよくわからない。そこらへんは疎いんです――ミック・ジャガーの呟くような声。すべてがカチリとはまって、歌詞の良さを引き出している。歌詞がいいんだこれが、また。
この曲は1968年に発表されているが、時代的にピタリだ。ロックの共同幻想が崩壊しつつある頃、この曲は生まれた。ベトナム戦争は泥沼、キング牧師、ケネディ大統領は凶弾に倒れ、プラハの春はソ連に潰された・・・・・・何もかもが悪い方向に向かっている予感。間に合わせな、口辺り良い、ラブ・アンド・ピースなんてキレイ事じゃ世界が変わらないことを叫んだ歌だ。とまあこんな教科書的なことはいくらでも語れる。それらしいテキストなら今じゃゴロゴロしてる――ロックに関する本は驚くほど多いですよね――そんなものより、時代背景云々を知らなくても共感し、素晴らしいと思えるこの曲が流れるだけで充分だ。何度聴いても飽きない。最高の一曲だ。
『無情の世界(you can`t always get what you want)』
ストーンズの曲の中で、これほど勇気づけられる曲はない、とスロースロップは思っている。頑張ろう、努力していこう、と素直に思える名曲だ。歌詞が微妙にストーリーがあるところがまたいい。常にほしいモノは与えられない世界に、スロースロップたちは生きているが、それでも、努力し続ければ、きっと手にすることができるだろう。これはそういう歌。『レット・イット・ブリード』収録。(同名の小説を阿部和重が書いている。こちらもお薦め)
『アウト・オブ・タイム(out of time)』
これは『アフター・マス』に収められている曲で、あまり有名な曲ではないだろう。歌詞の内容は、「お前がいない間に新しい女が出来たぜ。お前が今帰ってきても居場所なんてねえよ。タイミングの悪い馬鹿な女だな」という感じ。かなりキャッチーな曲なんです。なにかとてもコミカルな雰囲気。ラモーンズもカヴァーしていて、そちらはジョーイの歌い方がとてもミック・ジャガーを意識しているみたいで、面白い。というか似ている。
『ディア・ドクター(dear doctor)』
これは『ベガーズ・バンケット』の曲。こういうだらだらした雰囲気。ブルースとロックがいい感じで混ざってるのは、ストーンズだなぁと感じさせてくれる。午睡に似合う曲ですね。
『マザーズ・リトル・ヘルパー(mother`slitlle helper)』
『アフター・マス』に入っている曲。これは有名な曲です。ドラッグを決めたお母さんの歌。ミック・ジャガーの声が光る。ノリノリになるね。
『ベガーズ・バンケット』と『アフター・マス』ばかりになってしまいましたね。だってこの二枚が大好きなんだよ!!!!!!!! とまあこれ以外にも名曲が多すぎて選ぶのが難しい。『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』とか『ダイスをころがせ』とか『サティスファクション』とか『ブラウン・シュガー』etc,etc・・・・・・
ストーンズは現役最長バンドだそうで。年老いて高音が出なくなったジャガーの声も好きですよ。キースのフィーリングたっぷりなギターも素敵。チャーリー・ワッツのやる気のなさそうなドラムも、派手なロン・ウッドのギターもね。
死ぬまでやってほしい。長くやるなんで、刹那的なロックには不似合いな気もするけど、ここまで来れば逆にロックって気もする。好きなことをとことんやりとおす。それもロック。だからスロースロップはビートルズよりもストーンズ派――ビートルズも好きなんだけどね――
とまあ今日はこんな感じです。次回はきっとアニメ・ソングについて語る、と思う、よ。
sex pistols 万歳!!
『時計じかけのオレンジ』という映画をご存知だろうか? A・バージェスの名著をスタンリー・キューブリックという映画監督が――スロースロップの大好きな映画監督です――映画化したものだ。主人公はアレックスという名の凶暴な男だ(俳優はマルコム・マクダウェル)。
その昔、sex pistols(以下ピストルズ)というバンドがあった。1975年のロンドンで生まれたそのバンドは、1977年に解散した。その短すぎるバンドはパンク・ロックというカオスを生み出した。ヴォーカルはジョニー・ロットン(現在のジョン・ライドン)、ギター、スティーヴ・ジョーンズ、ベース、グレン・マトロック(後にシド・ヴィシャスに変更)、ドラムにポール・クック。
1960年代、ロックの共同幻想が世界を包み、1970年代に入り、その熱は急激に冷え込み、ロックはもはや世界を変えるほどの力は持っていなかった。誰しもロックの終わりを想像した。だが、ロックは終わりませんでした(笑)よくよく考えればそんなやわな音楽じゃない。ロックは、パンクという思想を手に入れて、再び熱気を取り戻した(ロック史の細かな説明ははぶきます)。
パンクは世界を変えた。
ピストルズというバンドは、70年代のパンク・ロック・ムーヴメント代表するバンドだ。では、どういった音楽をやったのか? 曲を聴けばわかるが、とても入りやすいメロディ、下手糞な演奏、従来のロックよりはスピードがあるが、現在、我々から見て、特筆すべきほど早いわけではない。じゃあ、何がすごいのか? 歌詞? いや、たしかに歌詞はアナーキーという言葉に代表されるように、アグレッシヴで批評精神たっぷりの歌詞だが、目を見張るほどではない。ピストルズというバンドは、音楽以上にその振る舞いがよく話題にされた。テレビで世界初「FUCK」という言葉を使ったし、女王即位25周年では、女王を馬鹿にするような曲を出し、船の上でライブをして警察に捕まった。だが、これはただのパフォーマンスであって、ピストルズを十全に表せていない。ではなにが?
それはロットンの声だ。
ロットンの個性もさることながら、その声が、唄い方が、ライブでのパフォーマンスが、ピストルズをパンク・ロックの盟主にさせたのだ。
その声は挑発的で、一度聴いたら忘れられないほどの衝撃を、耳に残す。
冒頭で「時計じかけのオレンジ」の話題に触れたが、ロットンという個性は、映画の中の凶暴な主人公、アレックスを現実のものにしたのだ。もちろん、それはパフォーマンスだ。だが、パンク・ロックの攻撃性はアレックスと伍することはあっても、ひけをとることはない。乾ききった時代――当時のロンドンの状況はひどいものだったらしい――を破壊するには、それほどまでに衝撃的な攻撃性が必要だったのだろう。
というかうだうだと書くのは、パンクに反する、と思う。スロースロップ自身はパンクではないけれど、憧れるわけです。とにかく、曲を聴いてほしい。簡単だ。ピストルズは一枚しかアルバムを出していない。『Never Mind The Bollocks』邦題は『勝手にしやがれ』。とにかくこれを聴けば、パンクが何なのかということがわかる。あわせて、映画で『ザ・グレイトロックンロール・スウィンドル』と『ノー・フューチャー』をお勧めする。前者は趣味的なピストルズの糞フィルムで後者はドキュメンタリータッチの映画だ。どちらも同じ監督、ジュリアン・テンプルという二流監督が撮っている。映画としての出来はお粗末だが、ピストルズが死ぬほど格好いいので、何とか見るに耐えるものになっている。
今回シド・ヴィシャスには触れなかった。理由はスロースロップがあまりシドが好きではないからだ。
もっと喋りたかったが――クラッシュやらラモーンズやらを――ここらでやめておく。長くなりすぎるから、それにうまく表現できないから。曲だけが、十全にピストルズを表現している。スロースロップが言いたいのは、そんだけ。
その昔、sex pistols(以下ピストルズ)というバンドがあった。1975年のロンドンで生まれたそのバンドは、1977年に解散した。その短すぎるバンドはパンク・ロックというカオスを生み出した。ヴォーカルはジョニー・ロットン(現在のジョン・ライドン)、ギター、スティーヴ・ジョーンズ、ベース、グレン・マトロック(後にシド・ヴィシャスに変更)、ドラムにポール・クック。
1960年代、ロックの共同幻想が世界を包み、1970年代に入り、その熱は急激に冷え込み、ロックはもはや世界を変えるほどの力は持っていなかった。誰しもロックの終わりを想像した。だが、ロックは終わりませんでした(笑)よくよく考えればそんなやわな音楽じゃない。ロックは、パンクという思想を手に入れて、再び熱気を取り戻した(ロック史の細かな説明ははぶきます)。
パンクは世界を変えた。
ピストルズというバンドは、70年代のパンク・ロック・ムーヴメント代表するバンドだ。では、どういった音楽をやったのか? 曲を聴けばわかるが、とても入りやすいメロディ、下手糞な演奏、従来のロックよりはスピードがあるが、現在、我々から見て、特筆すべきほど早いわけではない。じゃあ、何がすごいのか? 歌詞? いや、たしかに歌詞はアナーキーという言葉に代表されるように、アグレッシヴで批評精神たっぷりの歌詞だが、目を見張るほどではない。ピストルズというバンドは、音楽以上にその振る舞いがよく話題にされた。テレビで世界初「FUCK」という言葉を使ったし、女王即位25周年では、女王を馬鹿にするような曲を出し、船の上でライブをして警察に捕まった。だが、これはただのパフォーマンスであって、ピストルズを十全に表せていない。ではなにが?
それはロットンの声だ。
ロットンの個性もさることながら、その声が、唄い方が、ライブでのパフォーマンスが、ピストルズをパンク・ロックの盟主にさせたのだ。
その声は挑発的で、一度聴いたら忘れられないほどの衝撃を、耳に残す。
冒頭で「時計じかけのオレンジ」の話題に触れたが、ロットンという個性は、映画の中の凶暴な主人公、アレックスを現実のものにしたのだ。もちろん、それはパフォーマンスだ。だが、パンク・ロックの攻撃性はアレックスと伍することはあっても、ひけをとることはない。乾ききった時代――当時のロンドンの状況はひどいものだったらしい――を破壊するには、それほどまでに衝撃的な攻撃性が必要だったのだろう。
というかうだうだと書くのは、パンクに反する、と思う。スロースロップ自身はパンクではないけれど、憧れるわけです。とにかく、曲を聴いてほしい。簡単だ。ピストルズは一枚しかアルバムを出していない。『Never Mind The Bollocks』邦題は『勝手にしやがれ』。とにかくこれを聴けば、パンクが何なのかということがわかる。あわせて、映画で『ザ・グレイトロックンロール・スウィンドル』と『ノー・フューチャー』をお勧めする。前者は趣味的なピストルズの糞フィルムで後者はドキュメンタリータッチの映画だ。どちらも同じ監督、ジュリアン・テンプルという二流監督が撮っている。映画としての出来はお粗末だが、ピストルズが死ぬほど格好いいので、何とか見るに耐えるものになっている。
今回シド・ヴィシャスには触れなかった。理由はスロースロップがあまりシドが好きではないからだ。
もっと喋りたかったが――クラッシュやらラモーンズやらを――ここらでやめておく。長くなりすぎるから、それにうまく表現できないから。曲だけが、十全にピストルズを表現している。スロースロップが言いたいのは、そんだけ。
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