半可通の冒険

文学、映画、漫画、アニメ等々についての、半可通のぼやき・・・・・・

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  • 2008.10.12.Sun
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選挙後

 選挙から一日。聴こえるのは民主党の高笑い、自民党のすすり泣き。安倍さんは退陣はしないそうです。党内外からの批判もさることながら、国民もちょっと不思議に思っているみたいですね。
 昨日思いっきり書いたから言うことはあまりありません。

 さて、ガルシア・マルケスの夏、始めました。とりあえず『悪い時』を読んでいます。面白い・・・・・・。今日古本屋でドン・デリーロの『コズモポリス』を見かけたので購入しました。いやぁラッキーだった。
  • 2007.07.31.Tue
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あ〜あ〜

 自民党やったちゃったね。歴史的大敗ってやつだそうです――まあまだどうなるかはわからないけれど――民主党が大躍進。小沢党首の喜んでいる顔が思い浮かぶ。

 しかし、どうなんだろうね。有権者の迷いが出たって感じでしょうか。自民にはがっかりさせられたし、かといってどこに入れれば、あそうだ最大野党の民主のいれようか、ってところでしょうか。正直民主党が素晴らしい政党だとは思えない。というかどこも似たり寄ったりで・・・・・・
 もはや日本には信頼に足る政党はないのだろうか? 票取り合戦、陣取り合戦の政治はやめてほしいもんだ。二大政党制だからしかたないのか? 
 今回の選挙はとても面白い。たしかにそうだ。自民党自らが面白くしてくれらからね、不祥事連発で。
 タレント候補擁立が許されているようでは駄目って気もするけれどなぁ。こんなこと言うのは綺麗事なんだろうか? もっとちゃんと長い間政治に関わってきた人がなるべきだと思うけれど。ゴルフばっかりやっていた人に政治は出来ないとは言わないよ。努力すればなんとかなるもんだ。けれどかのオシム監督が言ってたでしょう「井戸があるのにわざわざ新しく井戸を掘る必要はない」(多分こんなの)って。政治家もそうだよ。もともと知識と経験を持っている人こそ政治家になるべきだと思う。

 年金とか天下りとか事務所費ごまかしとか改憲とか教育とか。もういくつでも挙げられる。もちろん日本だけじゃなくてどこの国でもあることだと思う。問題はそういう人たちが国を動かしているってことですよね。たしかに経済の発展とかさインフラの整備とかさ自分の懐もあったまって国民のためにもなって、ってことはあるよ。そんなことにかまけてきたおかげでとんでもないものばかり残されたじゃない。
 ゆとり教育の責任は誰がとるんだよ。失敗でした、で済むか阿呆。実際に失敗の教育を受けてきた子供たちはどうすんだよ。公的年金制度はどうなるんだよ。スロースロップは貰えるのか? ネットカフェ難民はワーキングプアはどうすんだよ?
 お笑い種だよ馬鹿野郎。

 票勘定する暇があったら、ちったぁ頭働かせろ! 日本はこのままじゃジリ貧だぞ。こんなペーペーのスロースロップですらわかってんだからさ。

 とまあいくら吠えても所詮市井の屑。でも屑でも国民ですから。
  • 2007.07.29.Sun
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残念!!

 日本負けちった・・・・・・PKまでいくか普通あの状況で、とか思ってしまった初心者スロースロップです。

 本当に悔しいや。

 不貞寝しよう。

 おやすみなさい。
  • 2007.07.29.Sun
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暑中お見舞い

 申し上げます。蒸し暑い日が続きますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか、スロースロップです。

 日本人というのはこういう暑中見舞いとか色々あって楽しいよね。なんか忙しい最中に一筆したためるってのは粋な気がする。 プリンタなんかで印刷でつくるのが主流になってきてるけれど、やっぱり自筆がいいですよね。ホッとする。

 でも今のスロースロップにやってくるのは暑中見舞いというより陣中見舞いの方が正しいんですよね。悲しいけどこれ、戦争なのよね(スレッガーぁぁぁぁ)。

 というわけで陣中のスロースロップから、暑い中頑張っているみなさんへの暑中見舞いでした。
  • 2007.07.28.Sat
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俺は戦士

 タイトルでピンときた方も多いんじゃないでしょうか。そうです『聖戦士ダンバイン』です。ガンダムの富野監督の作品ですね。まあなんというか、暗さがありますね。黒トミノって感じなんでしょうか。

 異世界、海と大地の間にある世界、バイストンウェルに召喚されたショウ・ザマが主人公。オーラバトラーと呼ばれるロボットに乗って戦う。トミノ作品の中ではファンタジー色が強い。色々な登場人物、登場する国――アの国とかラウの国とか途中からわけわからんことになりました――が絡み合い、果ては地上も巻き込んだ戦いになる。
 基本的なラインとして、小型戦艦ゼラーナにのっているニー、キーン、マーベル、そしてショウ――チャムも――がドレイク・ルフトという敵と戦うというもの。
 その過程で色々と成長していくわけです、ショウが。まあ一口で説明するのが異常に難しいとっ散らかった話しなので、これくらいで勘弁してもらいたいです。

 とにかくこの台詞。ショウが最終話でバーン・バニングスを倒すときの台詞です。

『俺は人は殺さない。その怨念を殺す』

 そう言ってバーンを殺します(笑)。まあ正確に言えばバーンはコモンだから――バイストンウェルの人間――いいのか? いいわけないか(笑)
 まあとにかくこういう台詞はトミノだなぁ、と思ってしまう。何の脈絡もなくインパクトのある言葉を持ってこれるのがトミノの力量なんですよね。しかも違和感がない。個人的には大好きです。

 この作品は戦争が終わらないことを証明しているようなものになっている。そして戦争を終わらせるには兵器とそれを使うものをも消さないといけない、と言っているように思える。最終話はバタバタと名前有りのキャラが死んでいって、最後はバイストンウェルの軍勢全てが消失ですから(ネタバレ申しわけない)。そう考えてしまってもしかたないでしょう。でもそれは極論なんですけどね。

 この作品は別に傑作というほどでもない。正直そう思ってしまった。延々と逃げ続け、途中から延々と追い続け、そのたびに小競り合い。敵は毎回逃げ続ける。その繰り返しに飽きてしまうこともある。
 けれど、トミノファンなら見てほしい。ハイパー化、オーラバトラーの設定、会話などなど、現在のトミノの基礎になっている部分が多く見てとれる。そして傑作ではないけれど、名作ではある。相変わらずの人間臭いドラマが楽しめますよ。

 そういうわけで、最後に。スロースロップはどうしてもリムル・ルフトが好きになれなかった。本当に嫌いでした。それでは。
  • 2007.07.27.Fri
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変更、連絡

 テンプレ変えてみました。こっちの方が字が読みやすいのではないかと思ったわけです。
 最近10人前後のアクセスがあるようです。せっかくですからみなさんお薦めのアニメ、小説等々ありましたら教えていただきけたらありがたいです。気が向いたらで結構ですので・・・・・・。
 スロースロップは他人からモノを薦められるのが好きなので、友人に教えてもらうんですが、すぐに読めない、すぐに見れないってことが多いです。時間がかかりますよね、やはり。教えてもらったその日に読んだり見たりすることは出来ないかもしれないですけれど、必ずチェックするようにはしてます。ですので、お薦めされてもすぐにチェックはできないかもしれないですけれど・・・・・・気が向いたらお願いします。

 それと、遅くなりましたが拍手をしてくださった方、ありがとうございます。「拍手」という機能があることを今知りました(笑泣)。これからは気をつけていきたいと思います。
  • 2007.07.27.Fri
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参院選

 選挙が近づいて選挙宣伝の車がうるさい今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか。スロースロップです。選挙権のある方はもうどの政党に投票するか決まっているのでしょうか? スロースロップは選挙に行きません。

 なぜか?

 投票に値する政党がないと考えているから、ではありません。投票するには実家まで帰らないといけないからです。遠い・・・・・・。

 それにしても、政治屋の方々は言ってる事がほとんど一緒ですね。そして耳障りな政敵批判。二大政党制の国では政党間のイデオロギー差があまりなく似通ったものになりがちだそうです。それはわかります。ですが、今の日本はどうしようもないでしょ。みんな揃って阿呆な方向へ向かっていっている気がする。年金? 経済? 教育? だからどうした。支持基盤のいいなりですか阿呆のみなさん。かといってネットを騒がしている新風みたいなところまでいくとちょっとなぁ。
 仮に野党が――まあ民主党でしょう、この場合――与党を打倒したところで現状は何も変わらないでしょう。会議場で話し合ったところで良くなるような時期はとうに過ぎているわけです。経済格差、役人の不祥事、若年層の乱れ、若年層以外も乱れ、自殺者は増え続ける。誰がこんな国にしたんだ? やっぱり自分たちなんだろうなぁ。

 もう「国」というシステムは限界なのかもしれない。「資本主義」というシステムも限界なのかもしれない。さあ、どうしよう?
  • 2007.07.26.Thu
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たまには

 たまには酒を飲みたくなることもある。そういうこと。それだけ。
『
 恋する者と酒のみは地獄に行くと言う、
 根も葉もない戯言にしかすぎぬ。
 恋する者や酒のみが地獄に落ちたら、
 天国は人影もなくさびれよう!
                   』
『ルバイヤート』 オマル・ハイヤーム作 小川亮作訳
  • 2007.07.26.Thu
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好きな画家

 たまにはアニメや小説から離れるのもいいかもしれない、ということで好きな画家を挙げます。

 『ジョルジュ・ルオー』
・たまたま訪れた地方の美術館に――湖のほとりにあって、湖面に太陽の光りが反射していてキレイだったなぁ――かかっていて、見た。すごい迫力。絵をよこから見たら絵具が盛り上がっていて――説明では溶岩のようなって言われていた――絵というより粘土とかなんかそういったものの創作って感じだった。そしてキリスト関係の絵画が多くて、なんとも言えず悲しく寂しい絵が多かった。ピエロの絵とかも悲哀を感じてとても良かった。聖書の場面を絵にした一連の作品はとっても重厚で、なんか強い力があった。うーんとても好きな画家です。

 『トゥルーズ=ロートレック』
・この人は油彩よりポスターの方が魅力的。人間が生きているみたいに見える。正確に描かれている。正確っていうのは写実的ってのじゃなくて、なんていうか、性格とかその時の雰囲気なんてものが表れている気がした。すごくユニークな画家だと思う。

 この二人がとりあえず好きな画家です。ほかにもモネとかヴラマンクとかシャガールとかモディリアーニとかお気に入りは多いけど、やっぱりこの二人かな。

 あと好きな絵としてドミニク・アングルの『トルコ風呂』がある。『グランド・オダリスク』とか有名な絵は多いけど、これがとても好き。退廃的な感じと妙になまめかしく官能的なんだなこれが。二年前に京都にルーヴル美術館展ってのがやってきて、この絵のためだけに見にいったよ。とても感動的だった――他はもちろんすごい絵ばかりだったんだけれど、印象派以前の絵ってどうも楽しめないんです――この一枚の絵のためだけに行った意味はあったと思えた。
 覗き穴をのぞくみたいに丸い額縁は衝撃的でやっぱりエロイよね。
 ほかにも好きな絵はたくさんあるよエミーユ・ノルデの『黄色と緑による女の肖像』とかエリー・ドローネーの『オフェーリア』(このオフェーリアは美人過ぎて驚いて、初めて絵の中の人に惚れた)とかね。どっちも下関の美術館で見た。

 しかし絵っていう表現も面白いよね。なんか最近では絵を「読む」っていう見方があるみたいだし。まあ絵に関してはまったく知識がないからなんとも言えないけれど。でも一つだけ言えるのは、絵をみるとめちゃくちゃ疲れる。なんかパワーにやられる。シャガールの時とかしばらくベンチから立てないくらい消耗した。ピカソとブラックの時も疲れた。
 楽しく疲れる絵画鑑賞。今年の夏はどこか美術館に行けるんだろうか・・・・・・
  • 2007.07.25.Wed
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無気力

 現在無気力になってます。スロースロップです。急激にやる気を失い、何もせずにごろごろしてる状況です。勉強も手につかないし・・・・・・
 気合が足りないのかもしれない!
 けれど、なかなか難しいですよね、こうなると。

 サッカー日本の次の相手はやっぱりサウジでしたね。反対側はイラク対韓国みたいです。予選であれだけ荒れたのに決勝トーナメントになるとこれほど妥当な勝ちあがりを見せるとは・・・・・・面白いっちゃ面白いですけれどね。

 無気力。絶望は人を殺すっていうけれど、無気力はどうなんだろうね。やっぱり人を殺すのかな? それとも行き地獄? まあなんにしろさっさと気持を持ち直したいもんです。『銀魂』のアニメの長谷川さんが就職活動する回のタイトルがたしか「よく考えればおっさんになってからの人生のほうが長ぇじゃねえか、怖ぇ」――よく覚えてないけれどたぶんこんな題――ってのがあって、今さらながらたしかにそうだよなぁと思ってしまった。今までよりも二倍も長い人生があるんだよなぁ。頑張らないと!!! 長生きしたいしね。気合を入れなおそう!!!!
  • 2007.07.23.Mon
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ちょっと思ったこと

 『秒速5センチメートル』ってどういう意味があるんだろうね、このタイトルにってことです。少し考えてみた。
 まず速さと長さということに関して、第一話では「桜の落ちる速度は秒速5センチメートル」第二話では「探査機の部品を運ぶ列車の速度が時速5キロ」、第三話では別れた女からのメールで「千回メールをしても1センチくらしか近づけなかった」。とりあえずこれだけキーワードがある。それでは話ごとの意味を考えてみよう。
まずは第二話から――とりあえずということで――これは貴樹に思いを寄せる同級生早苗の速度と言えるかもしれない。将来のついて考えられない、周りの同級生が進路を決めても、何をしたいかわからず結果的に「できることをやっていこう」と誓う。ゆっくりとした人生観。そして貴樹の心情――苛立ち? 諦念?――をもあらわしているのかもしれない。それではとりあえず第三話のメールの話しに飛ぼう。
 貴樹はきっと日々の速さにうまく馴染めなかったんだろう。そして明里とのことが消化できずにいた。そのまま女と付き合い、結局進めずに止まったままだった。女は貴樹と進みたいと思っている。貴樹と女の道は二本あり、それが交わる点が結婚というリアルなものなんだろうけれど、貴樹は遅々と進まず、女は進もうとした。だからこそ1センチくらいしか近づけなかった。そして第一話に飛ぼう。
 「秒速5センチメートル」桜の花びらの散る速度。その速度がどういうものか子供の貴樹にわからない。人生における「速度」というものは歳を取らないとわからないわけだ。
 そして「速さ(早さ)」は第三話のコンビニに収束する。雑誌であの探査機の消息を知る。時速5キロのあの探査機。そして歌が流れる。これまでの画像が流れる。そして最後、明里とすれ違った踏み切りに場面は移る。振り返っても彼女はいなかった。そして自嘲気味に笑う貴樹。ここで秒速5センチメートルで進んでいた想いが現在の貴樹に追いつく。それは今まで貴樹の心の中に浮いていた想いが着地するのだ。そして貴樹はようやく閉じた世界の外に出る。もう1センチくらいしか女と近づけなかった貴樹ではなくなっている。
 秒速5センチとは時速にすると1.8キロだ。「時速5キロ」であれば今までの歳月で太陽系の外に出られただろう。貴樹はどこまで遠くに行くのか、行けるのか、恐れているふしがある。それは明里との距離に換算されるからだ。けれど、これからは外に向かうだろう。
 「秒速5センチメートル」というタイトルは貴樹がより後から追いかけてくる「心」や「現実」の速度を意味しているんじゃないだろうか? うーん安易すぎるか?

 ところで新海のアニメって「手紙」とか「メール」とか「電話」とか、とにかく間接的なコミュニケーション手段が多用されますね。だからなのかもしれないけれど、画面に人間が一人しかいないことが多い。現代のコミュニケーションの断絶を描いているのか? それともそういったちょっと遅れてくる気持のようなものが好きなんだろうか? そういえばそうかもしれない。いつも、体よりちょっと後に気持がやってくる。後悔は先に立たないわけだ。けれど、それはぜんぜん悪いことじゃない、と新海は言っている気がする。スロースロップはまだその境地に達することができない。後悔がスロースロップの後ろに二列縦隊で長い列をつくってますから(笑)
  • 2007.07.22.Sun
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うむ

 やったね、日本勝ったね!!! 川口の神セーブが日本を救った!!! つーか延長戦で点が入らなかったのが意味不明だった。ぜんぜんいけただろう、と素人考えで思ってしまった。とにかくよかったよかった。次はたぶんサウジでしょう。ウズベキスタンはなさそう・・・・・・

 今日は『鉄コン筋クリート』→『秒速5センチメートル』見直し→サッカー観戦→『時をかける少女』地上波観賞というなんともぜいたくなゆったりとした一日だった。こんな日は久しぶりだったなぁ。というわけで二回目の更新をかましているわけです。

 また明日から忙しい日々・・・・・・気が重い・・・・・・だが、それでも今日という日があったから頑張れる気がする。人生こういう余裕がないとね。いけないよね。あんまり気合入れすぎてもいつかパンクしちまうからね。

 追記:最近アクセス数が増えているのが驚きでありまた嬉しくもあります。ありがとうございます。こんな阿呆なブログを見て下さって。お目障りなところも多々あるでしょうが、どうか暖かい目で見守ってください。真性の阿呆ですから。それではこれからもよろしくお願いします。
  • 2007.07.21.Sat
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たぶんミエル

 観た、観ましたよ『鉄コン筋クリート』!!! 傑作だね。びっくりした。原作に忠実でありながら、アニメの強みを最大限に生かした作品だよ、これ。マイケル・アリアスって海外の映像アーティストの初監督作品らしいけど、初監督でこれはやっぱりすごいよ。
 というかね、蒼井優は声優になればいいよ、もう。うますぎ。昨今大量生産されているカスアイドル声優の百倍良い。やっぱ演技力って大切だね。富野監督と神谷明が対談と時言ってたけど、本当だね。演技ができないと、やっぱ駄目なんだな。

 さあ、このマイケル・アリアスって人の映像で一番気になったのが「暗転」の使い方。正式にはなんていうか知らないけれど、シーンとシーンの間に入るじゃない、あれです。普通のアニメ作品なら暗転するところをあまり強調せずにすぐに移り変わったり、暗転の変わりに何か映像をつけたりするんだけれど、『鉄コン〜』ではやけに暗転が目立つ。作品のテーマとして「闇」っていうのがあるんだけれどきっとそれを意識してなのかもしれないな。クロとシロが別れる前後の暗転がやけに目立つ。暗転そのものがシーンの意味とキャラの心情をうつしているように思えた。まあ実際のところよくわからんけれど。暗転をこんなふうに使うってのは珍しいなあと、目についたわけです。

 しかし、よく動いたアニメだね。キャラが変なふうに動く。まさに松本大洋そのもの。監督の原作に対する敬意と愛情が見て取れた。STUDIO4℃の映像はさすがにクオリティが高い。『スプリガン』にしろ『MEMORIES』にしろ内容はともかく映像はすごかったもんな。大友の期待に応えられる技術があるってことですね。背景の描き込みなんて凝りすぎてびっくりしたよ。押井ならあれをCGでやっちゃうけど、こっちはびっちりと描き込まれている。どっちがいいってことじゃなく、どっちもすごいよね。

 シロとクロの依存関係の切なさ、シロの可愛さクロの痛み、それぞれがうまく表現されていたし、他の登場人物もしっかり描かれていてよかった。鈴木も木村も蛇も素晴らしいね。あの原作をこの時間にうまくまとめるだけでもすごい。構成がしっかりしてて、それぞれの視点変化も無理がなくて良かった。うーむ名作。
 昨日『秒速5〜』をあまり評価しなかったけれど――でも良い作品でしたよ!!――これは文句ナシに傑作です。本当に良い作品だった。さてと、もう一度『秒速5〜』でも見返すかな・・・・・・え? どうしてかって?・・・・・・なんだかんだでセンチメンタルになるのが好きなんだよ!!!

 『鉄コン〜』の内容に関しては触れませんでしたが、それは、触れる必要がないからです。とてもストレートで、言葉にできないようなもんですから。あ〜スロースロップにもミンナガミエテイルのだろうか?
  • 2007.07.21.Sat
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探すことはよくある――『秒速5センチメートル』

 観たよ、観ましたよ、『秒速5センチメートル』。あえて言わせてもらおう、これはアニメじゃないと思う。

 新海監督らしい青春の痛みやその後まで引きずるような、時折り思い出してしまうような想い。良質のポップソングが持つイメージ喚起能力をフルに利用した作品だと思う。
 本作は短編連作として『桜花抄』『コスモナウト』『秒速5センチメートル』に別れている。『桜花抄』は子供時代『コスモナウト』は少年から青年へ『秒速5センチメートル』は社会に出てから、と歳を重ねていく。
 映像美は相変わらず見事、いつもどおりのモノローグ、そしてアマチュア臭い声優。新海色がこれでもかというほど出た作品だ。そしてこれは既存のアニメというには難しいものになっている。理由としてまずは会話の少なさ。モノローグが全編の三分の二ほどを占める。これはおそらくだけれど、小説的な手法をとったのだと思う。『ほしのこえ』でもそうだったように、モノローグは小説でいう「地の文」会話は「会話」となっていて、それが映像とアニメ的に融合していない。どちらかといえばPVのような印象を与える――もちろんそれを狙ったのだろうけれど――アニメ的とはモノローグが補助的な役割を果たしあくまで対話(会話)を表現の主眼に置いていることを言う、とスロースロップは考えている。だがこの作品はあきらかにモノローグに主眼を置いている。従来のアニメにはなかったことだ。モノローグは説明ではなく主な表現であり会話が説明のようになっている――モノローグの心情吐露を補完することのみに会話が利用されているのだ――
 それは良い試みだ、としかいいようがない。そして成功している、とは言い難い。「新しいもの」というものは既存の表現になかったものを取り入れることでより「新しく」なる。それは良いことだと思う。だがそれが成功するかどうかは別だ――挑戦することと成功することは別次元にある――これはそういった作品だ。だから物足りなさを感じる。分量的にも物足りない。第三話は『ワンモアタイム〜』のPVと化している。鑑賞者の心情に委ねているのだ。だがそれではクリエイターとしての役目を果たしていると言えるのだろうか? もちろんそういった手法はあっていい。けれど、そこにはそれだけの「広がり」がなくてはならないと思う。
 「広がり」とは? 作品を構築する「世界」の広さのことだ。新海監督はこれまで極狭い世界を描くことに成功してきた。それは認めよう。けれど、これは狭すぎる。息苦しささえ感じる。登場人物はわずか三人(ないし四人)。彼らを取り巻く環境への言及が少なすぎるせいで、心象風景のみで構築されている世界のように感じる。
 青春の終わりはモラトリアムの卒業と同じことだと思う。けれどこの作品はモラトリアムから脱していない。その上モラトリアムを脱したあとにやってくるであろう「世界」も提示できていない。それはとても不幸なことだ。第二話に出てくるサーフィンをやっている女の子は、今出来ることをやっていこう、と決める。けれど、それをやっていったらどうなるのか? どんな「世界」に進んでいけるのか? ということの匂いすらも感じさせずに終わる。プロサーファーにでもなるのだろうか? だがプロサーファーになるにしても、職業は「世界」ではない。その女の子が出来ることやっていった先にある人生こそが「世界」なのだ。
 狭い世界観を悪いとは思っていない。狭い世界の外にある「世界」が描かれていないことが不満なのだ。六畳一間のアパートが狭いと思うのは玄関の向こうに広大な「外」があるからこそなのだ。それがこの作品には欠けていると思う。けれど、こういう世界が好きな人がいることもまた忘れてはいけないだろう。結局は好みなのか? と問われれば肯くしかない。スロースロップが不満なのもまた好みだからだ。

 もう一つ、新海監督はとても才能のある映像監督だと思う。これは間違いないと思う。けれど、今回は作品を作ろうとした動機や入れ込み具合がとても軽かったように思える。悪い意味でも良い意味でも。前回までの成功が彼の負担になっていたのだろう。その自己療養という意味でこの作品は存在するのだと思う。クリエイターというのは時にそういった作品を世に出す。その結果が良かったり悪かったりする。今回は後者だろう。けれどこういう作品もあっていい。富野監督や庵野監督だってそういった失敗作は多い――そしてまたその失敗作をこそ愛でる連中もまた多い――鑑賞者は作品を通してクリエイターの人生を観る。この作品を観てつくづくそう思った。
 表現なんてどうせ自己療養だ、と言われたら反論するのは難しいけれど、そうでないものもあることは断言しておく。

 なんか酷評していまっているけれど、悪い作品じゃない。才能があるからこそこういった失敗作もそこそこになってしまうというのもまた事実。ええスロースロップも第三話のPVのところで色々と来し方を振り返って感傷に浸ってしまいましたよ。認めます。スロースロップだって探してしまいますよ。向かいのホームとか路地裏の窓に――チュートリアルのネタを思い出す(笑)――
 最初にアニメじゃない、とか言ってしまったけれど、やはりアニメよりはPVに近い。従来のアニメにはなかったということで・・・・・・いいのだろうか? とにかくアニメのようなアニメということでした。
 新海という監督はこれからも気になる作家であることは間違いない。ただ今回の作品に限っては、ってことです。良くも悪くも短編的な(断片的な)作品でした、ちゃんちゃん。

 さあ次は『鉄コン筋クリート』だ!!!!!
  • 2007.07.20.Fri
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注文

 『鉄コン筋クリート』と『秒速5センチメートル』をアマゾンに注文しました。明日届くそうです。うーん今から楽しみ。観てる暇なんてない身だけれど、飯を食いながらでも観よう。

 しかし便利な世の中になったもんだ。アマゾンを利用する事は多いが、本当に便利だと思う。もちろん本屋やなどに注文することもできるけれど、こちらの方が早いし楽だ。手数料が若干気になるがそれは仕方ない。品揃えもそこらへんの本やよりも上なのは確実だし、本以外にも買えるというのも魅力的。しかも中古本まで扱ってるんだからすごい――まだ利用した事はないけれど。クレジットカードをつくるのに抵抗があるんです――言うことナシだね。
 でも物足りなさもある。本を選ぶ時はやはり手に取ってぱらぱらとページをめくりたい。それに本屋だと思いがけない出会いもある。ネット通販だと自分がほしいものだけしか目につかないから――お薦めもあるけれどあまり惹かれない――味気ない。
 本屋の醍醐味である偶然性をネット通販は獲得できないだろう。ネットで本を読めるけれど実物の本がなくならないのと同じだと思う。人間は手触りとかその時の気分を思いのほか重要視しているように思う。ネットにはいまだそれが存在しない。そういえばジャック・デリダが『パピエ・マシン』の中で言っていたけれど、人間にはフェティシズム(物神性)というのがあるから本はなくならないそうだ。本好きならわかる言葉だ。読むのも好きだけれど本棚に並べるのも楽しいし、装丁を見るのも面白い、手触りや紙の匂いも癖になる。そういったものがある限り人は本を捨てることはできないんだろうな。
 デジタル化していっても人はそれほど変わらない。以前ゲームに関して言ったことと変わらないな。
 便利になったということは人間が変わったということじゃなくて道具が変わったのだということをまざまざを感じる今日この頃です。
  • 2007.07.19.Thu
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おいおい

 決勝トーナメント一回戦がオーストラリアかよ・・・・・・もうこれは因縁ですね。せいぜい士気の下がってるオーストラリアをぼこぼこにしてほしいものです。しかし、なんでこんなにオーストラリアの連中はやる気ない感じなのかね。どうなることやら。

 楽しみではあるんだけれどね。リベンジってことで。

 しかし全然関係ないが中田英寿はこれからどうなっていくんだろうね。世界中を回ってるみたいだけれど。なんか世界を変えるために色々考えているんだろうか? まあ日本には多少なりとも影響力のある人だから何か行動すればそれなりにフォロワ―が生まれるだろうね。
 一個人が世界を変えられるんだろうか? 餓鬼臭い問答ではあるけれど、たまには考えることです。餓鬼だなと一蹴するような大人にはなりたくない――年齢的にもうじゅうぶんに大人なんだけれど――何かができると信じている方が、向上心があっていいんじゃないだろうか。何もできないといじけてる阿呆にはなりたくないもんです。
 ・・・・・・まあいいや。スロースロップはスロースロップに出来る事をしよう。それが何なのかいまだにわからないけれど・・・・・・なんか今日はクサイこと言ってんな。恥ずかしいのでこれぐらいにしておこう。
  • 2007.07.18.Wed
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夜中に

 夜中に腹が減って冷蔵庫を開けても何もない、という地獄を経験した人は多いと思う。スロースロップもよくある。というか今現在そういう状況だ。
 夜中に腹が減って・・・・・・という言葉を聞くと村上春樹の『風の歌を聴け』を思い出す。こういう文章だ。

 夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。
 そして、それが僕だ。


 とまあこんなところなんですが、「それだけの文章」にぞっこん惚れこんでいる読書人が世界に何百万人といるわけです。
 『風の歌を聴け』という小説はスロースロップが初めて読んだ村上春樹作品だ。運が良かった、のかもしれない。下手に『ノルウェイの森』から始めなくて・・・・・・
 多くの人はアメリカ文学、それもビートジェネレーションとかロストジェネレーションとかの影響を色濃く受けている作品と――良い意味でも悪い意味でも――評していた。スロースロップもそう思う。けれど、村上春樹という人は日本の小説をあまり読まずに海外のものばかり読んできたくせに、やけに日本的にところがある。むしろ作者はそれを意識しているのかもしれないけれど。
 その日本的なところはどこだ? と聞かれてもすぐには答えられないけれど、たしかにそれはある。むしろ古臭いとでも言いたくなるほどの日本的なもの――そもそも日本的ってなんだ? と言われてもまた困る――それがあるからこの人の作品が好きだ。作者の故郷の香りがない小説なんてクソ以下だ。

 村上春樹について語りたいことが多すぎて困る。

 とにかくこの処女作には、以降の「鼠三部作」と呼ばれるようになる『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』(『ダンス・ダンス・ダンス』も含めるけれど)の重要人物である「鼠」が出てくる。ミステリアスなキャラなんだが憎めない良い奴だ。現在の村上春樹からすれば文章も甘いし構成も首を捻るところが多い。けれど、間違いなく傑作だ。そんな理論的な欠点どうのこうの言うやつは阿呆だ。表現というのは良い悪いだけで判断されるべきものじゃない。この作品を読むとそう思える。
 こんな大学生になりたかったよ、高校生のころ。いやもちろん中学生のころは『ぼくは勉強ができない』(山田詠美)の秀美くんみたいになりたいって思ってたクチなんだけれど・・・・・・
 全部良い思い出。そしてスロースロップも歳を取った。それだけ。二十何年生きてきてわかったのは、それだけ。阿呆だな。
  • 2007.07.17.Tue
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突破!!!

 アジア杯。日本はベトナムを4対1で破り、決勝トーナメント進出決定! うむ格下とはいえ快勝ってのはいいことだ。後半はバテバテでしたけれど・・・・・・
 カタールに引き分けた時はどうなることかと思ったけど、UAEが異常に弱かったのでよかった。もっと強いイメージがあったんだけどなぁ。

 さあ今回のアジア杯は大変みたいですね。韓国は目も当てられないことに・・・・・・でもまあ決勝トーナメントに上がってくるのはそこそこのチームばかりでしょうから、楽しめるといえば楽しめる。日本にはぜひ優勝してほしい。なんだかんだで日本が勝つと嬉しいからね。
 できれば決勝で韓国って思ってたんだけれど、無理だな。韓国さようならだ。サウジアラビアでもいいな。オーストラリアってのが一番良いんだけれど、オーストラリアもなぁ・・・・・・
 とにかく楽しみです。オリンピック予選も良いけれど、やはりA代表の試合が面白い。願わくばオシムよ、早々にルマンの松井大輔を呼んでほしい。まだ一度しか呼ばれてない気がする。でもなあ松井は怪我に気をつけてほしい。腰をさっさと治してくれ!!!! 松井が主戦力になることを祈りつつ、アジア杯を楽しもう。そうしよう。
  • 2007.07.16.Mon
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ガルシア・マルケスの夏

 今年の夏がどんな感じになるかまだわからないけれど、とりあえず集中的に読む本は決まっている。それはガルシア・マルケスの本だ。現在積まれているのは『族長の秋』『悪い時』『わが悲しき娼婦たちの思い出』の三冊。これに『コレラ時代の愛』が加わる予定。とりあえず夏に読む本としてこの四冊をストックしている(いずれも「新潮社 ガルシア・マルケス全小説」のもの。刊行に感謝!)

 これまでに『百年の孤独』『予告された殺人の記録』『エレンディラ』『愛その他の悪霊について』『落葉』を読んだがどれも素晴らしく面白い。こういった小説に出会えたことに感謝したくなるほどだ。

 やはり中でも『百年の孤独』は有名だろう。マコンドという土地で暮らすアウレリャーノ・ブエンディーア一家の歴史の物語。色んな人間関係が入り乱れ、どいつがどいつだかわからなくなりそうになるほど(笑)新訳では家系図がついているそうだが、旧訳の方ではそんなものついていない。というかついていないほうが面白いと思う。混乱しながら読むほうが効果的だからだ。
 複雑で猥らで土の臭いがする。人間の汗の臭いがする。わけのわからないエネルギーを感じる。この人はそういう小説を書く。健在のようなのでまだまだ小説を書いて欲しい。願わくば長編をお願いしたい。『わが悲しき〜』(2004)はやっぱり短い。『百年の孤独』くらいの長さが読みたい。

 ラテンアメリカの作家恐るべし。スロースロップの中ではラテンアメリカブームは終わらない。ぜひ御一読を薦める。
  • 2007.07.15.Sun
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台風

 台風ひどいみたいですね。こっちにもきそうなのでビクビクしてます。そして大誤算が一つ。洗濯がたまってた!!!! やべえ。バスタオルがねえ。どうするよ。コインランドリーに行くか? でも行ったことないから怖いよ。洗濯物盗まれたりしないよね。スロースロップのパンツなんて誰も欲しがらないよね? 乾燥機炎上したりしないよね?

 するわけありません。

 ですがコインランドリーには行きたくありません。

 洗濯なんかに金をかけてられっかよぉぉぉぉ(ガンダム風)でもなあどうしよ。早く台風が行き去ることを願うしかない。

 だが、こんなときに限って。足が遅い!!! 15kmってなんだ? どんだけ徐行だよ。散歩気分か? ちょっとそこまでってか? クソったれの台風4号めが。早くどっかいっちまえ。そして洗濯をさせてくれ。頼む。
  • 2007.07.15.Sun
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待つときの心理

 何かを待っている時というのは落ち着かない。マンガを読んでいても本を読んでいても、すぐに目が離れてしまう。それでいて何をするわけでもないのに、テレビをつけたり、ネットをしてみたり・・・・・・

 待つのはつらい。阿呆みたいに精神が脆くなる。悪い考えも浮かぶ。それと同じぐらい幸せな妄想も浮かぶ。待つということは受動的にならざるを得ない。なぜなら能動的に動いた結果、待つことになるからだ。全てをやりつくして、あとは時間をつぶすことしかできない。

 叫びたくなる。嗚呼あああああああーーーーーーーーーー。でも叫ばない。本当は叫べない。スロースロップは今、受動的だから。クソッ! 落ち着かねえ。
  • 2007.07.13.Fri
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「ロリータ」と「魅惑者」

 ウラジーミル・ナボコフが発表した『ロリータ』は世界中に鮮烈で衝撃的なイメージを与えた。通常ペドフィリアよりもロリータ・コンプレックスという言葉の方が有名なのはこれのせいだろう――もっとも少女か幼女かという違いで使い分ける人もいる。言語なんて恣意的なものだとはよく言ったものだ――
 さてこの『ロリータ』という作品の元になった作品があるということをご存知だろうか? それは『魅惑者』という作品だ。非常に短くしかも『ロリータ』とは違い――訳者の違いということもあるだろうが――抽象的、詩的な方法で描かれている。例えばラストはこんな感じ。

 ――俺はぺしゃんこになって、押しつぶされた顔で旅をするんだ。――おおい、お前さんは俺をぐるぐるとまわす。粉々に引き裂いている、――もう沢山だ。・・・・・・稲妻のジグザグ運動、雷光の一瞬の分光写真――そして、生のフィルムが引き裂かれた。


 とこういった感じ。『ロリータ』の方はわりとイメージしやすい。その分かなり手の込んだ構成になっている。一文で示してもわかりにくいだろうが、とにかく比べる意味でラストから引用してみよう。

 いま私の頭の中にあるのは、絶滅したオーロクスや天使たち、色あせない絵具の技法、預言者のソネット、そして芸術という避難所である。そしてそれこそ、おまえと私が共にしうる、唯一の永遠の命なのだ、我がロリータ。


 この部分に関してはわかりづらいかな? それでも通して読んだらこの文章の迫力がわかる。――『魅惑者』(出淵博訳 河出書房)の方にはナボコフの息子の解題がついていてなかなか興味深い。本文が短い分、解題がなかなかの分量になっている。

 比べて読むことに何か意味があるとは思えないが、それでも互いに共通している部分があって面白い。手法としては『ロリータ』の方は手記という形で、『魅惑者』は三人称一人で書かれている。他にも色々とあるのだろうけれど、この人の小説は迷路のようなものなので、迷わないうちに引き返しておこう。

 少女、または幼女に性欲――そういってさしつかえないと思う。でもそれ以外にも何かがあるけれど――を向けずにはおれない主人公。スロースロップ自身にロリ属性がないのでそれはよくわからない。けれど、何か可愛らしいもの美しいもの、一瞬で消えていってしまう「何か」に執着する気持はわかる。それが制御できないところまでいったとしても、なんら不思議ではない。人は根っこの部分までいくと、制御なんてできない。それを経験した人は多いと思う。それは時に善人とよばれる形で現れることもあるし――宗教家とか自己犠牲なんていうもの――病的、偏執的とよばれることもある。それを判断する人間の安っぽい道徳――そんなものは見た事がないけれど――の独断もまた同じ穴のムジナ。
 それでも『ロリータ』と『魅惑者』は面白い。怖いけれど面白い。下劣な主人公なのに、美しくみえるときもある。ハンニバル・レクターが下品になった感じだと思ったりもする。
 
 前述したように比べることには何の意味もないけれど、機会があれば並べて読んでみるのも面白いかもしれない。『魅惑者』の方は手に入りにくいかもしれないけれど。ナボコフはこういった狂人を書かせたら右に出るものはいないね。『青白い炎』もお薦め。この夏にナボコフの世界に浸ってみては?
 
  • 2007.07.12.Thu
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夏

 とりあえず夏が来た、ということにしておこう。各地では大雨で大変みたいだけれど。特に熊本。

 夏になればどこの家でもクーラーががんがん稼動していて、室外機がぶんぶん唸って温暖化に力を入れることになる。クーラーこそ人が夏を征服したことの証! だがやっぱり温暖化は良くない。うんうん。それに体調を崩す。暑さを克服するためには地球を温め、体の調節機能にダメージを与えなければならないってこった。
 それでもスロースロップはクーラーを止められない。外に出ていて、汗じっとりの時なんか躊躇なく温度を下げで涼む。温暖化に加担しているという背徳感を楽しみつつ汗を引かせるわけです。そんですっかり涼しくなって、しまいにはちょっと寒いぐらいになるわけですが、その時はクーラーを消さずにタオルケットにくるまり暖かさを楽しんでしまう。うーん格別。夏のお楽しみですな。

 とまあそんなこんなで夏がやってきた。みなさん夏休みの計画はもう立っているんでしょうか? スロースロップはどうやら夏休みなんてなさそうです。遊ぼうったって忙しくて・・・・・・たぶんね。
 海に行きたいなあ、花火もしたいバーベキューも――熱の残った夕方に外で食う安肉のなんと美味なことか!――したい川もいいな。雨上がりのアスファルトのむっとした匂いとか、アイスを食い過ぎて腹を下すとか(?)女の子たちの露出度が高まってにやにやしちゃうとかetc。
 夏になるとこんな風に阿呆なことばかり考えてしまいますね。さあ今年の夏はどんなことが起こるのか? 願わくば昨年のような地獄はやってきませんように・・・・・・みなさんにとって良い夏がやってきますように!
  • 2007.07.11.Wed
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次の目標

 次に購入予定のアニメDVDが二本ある。一つは『鉄コン筋クリート』、もう一つは『秒速5センチメートル』だ。前者はすでに発売されているが、後者は今月の19日くらいに発売だ。『鉄コン』についてはマンガも大好きでとても楽しみにしている。知人によるとなかなかの出来だそうだ。『秒速』のほうは新海の新作。そろそろ次のステップに行けただろうか。それだけが気になる。狭すぎる世界観を乗り越えることが――むしろそれがいいと言う人もいるだろうけれど、村上春樹チルドレンとしてはそこは乗り越えなければならない。村上春樹もそれを乗り越えていったのだから――課題だし、青春のループは勘弁願いたい。そういった関係を描き続けるのは不可能だ。誰しもモラトリアムを終わらせることが成長へと繋がる。
 モラトリアムを描くととても心地良いものになる。特に新海の青春はステレオタイプだからこそ惹き付けるものがある。それはわかる。けれど、モラトリアムのあとの物語というものこそ語るべきものだと、スロースロップは思っている。人生はその先に作られるものだし、また語られてしかるべきものだからだ。
 新海が足踏みをしてべたべたなものを作ったのか、それともべたべたではあるが後の物語へと続けるものを作ったのか、それが気になる。

 『鉄コン』にはバリバリ動くアニメを期待している。あれは動きまくらないと面白くない。それも松本大洋的な動き。説明が難しいけれど、くねくねぐにゃぐにゃ、それでいてピュ―ッといって、ポコンボコンと敵を殴り倒し、ポゥィンと飛び上がってほしい。・・・・・・うーん説明が長嶋さんみたいだ。まあいいや。とにかく楽しみ。『秒速』が出たら一緒に買うつもりです。きっとまたブログにグチグチ語ると思いますが、そこは勘弁してくらはい。
  • 2007.07.11.Wed
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なんだそりゃ

 またしても農水相の金銭問題に揺れている政界。安部さんはかばってますね。でもあきらかにちょろまかしてるよね、あの赤城って人。後援会の人も「実家の方で金を使うようなことはしてない」とか言ってるし。安部さんピーンチ! 与党が変わるってことはさすがにないだろうけれで、今年中には退陣しそうな気配。
 政治と金ってのは切っても切れない。どうやら政治をするには多額の資金がいるそうで。給料だけじゃやっていけないらしい。それはわかる。いまさら「金、金、言いやがって」とキレイ事を言うつもりは毛頭ない。

 でもね

 卑怯なことしちゃ駄目だよ。小学校の時に習わなかったのかな? いや親に教わったでしょうが! 卑怯なことしちゃ駄目、嘘ついちゃ駄目ってさ。政治家の連中が幼稚なことしてんのに、教育再生とかなんとか言いやがってるのどういうことだ? 高尚なブラックジョークのつもりなんだろうか? だとしたら、笑いのセンスがなさ過ぎる。笑えないし・・・・・・

 安部政権も極まったね。野党に隙を見せすぎ。スロースロップは人に恵まれるのも実力だと思っている。そう考えると、別に安部さんの人格をどうこう言うつもりはないけれど、力不足だったのかもしれないね。これで参院選ボロ負けだったら、安部さんけちょんけちょんにされる気がする。小泉さん衆院選挙で馬鹿勝ちして持ち直したからねえ。まっ、阿部さんにとって次の選挙は進退をかけることになるだろうね。小沢さんは早くも進退をかけてたけれど。
 なんにせよ、政治家ふざけるなってこった。国を良くする? なんだよそりゃ。まずは自分の身を正しやがれ。金が必要なら正式な手続きに乗っ取って――政治資金規正法だっけか?――金をもらえ。献金を受けるのは、手続きすれば違法じゃないんだからさ。
  • 2007.07.09.Mon
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七夕

今日は七夕ですね。ということでたまには昼に更新です。

 七夕というとあれですね、織姫と彦星。いやあ色んなところで祭りがあるんでしょうね。そんでそこを織姫と彦星よろしく浴衣を着たカップルが腕を組み組み、「ねえカキ氷買ってー」とかなんとかの可愛らしい彼女のお願いを「いいよ。何味がいい?」とここぞとばかりに、決めちゃってるんでしょうねえ。いやあ羨ましい。

 ですが天気が悪い。織姫と彦星は会えそうにないですね。可哀想に。一年に一回しか会えないってのにねえ。しかしこういうの、悲恋っていうんでしょうね。でもどうなんだろう。一生会えないってわけでもないしなあ。・・・・・・ああ、そうか。下手に一年に一度会えるっていう足枷が一生ついて回るほうが残酷かもしれないですね。ご愁傷様です。

 浴衣の女性って三割増しに美しく見えますよね。どうしてだろう。やっぱあの首があいてるところがいいんでしょうかねえ。いやいやこういった話をするとどうしても、エロオヤジの風情が出てしまってどうしようもない。

 浴衣の女性と祭りを見て回るっていうのは、男の夢、だと思う。でもなかなかそんな機会に恵まれない。ここ六年間、そんなことはなかった――それは別に悲しい意味ではないですよ――むしろそうしなかったのは自分自身のせいかもしれない。・・・・・・まあなんだかんだ言っても毎年一回来る、残酷なイベント。今年歩いていた子と、来年また歩いている可能性の低いことと言ったら! それはどんなイベントでも一緒。「また来年一緒に来ようね」と誓った花火大会ほど、二度と行けない可能性が高いものはない。

 織姫と彦星はそれでも毎年一度会うことを決められている。それは幸せなことで、残酷なことでもあるのかもしれない・・・・・・
  • 2007.07.07.Sat
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調子のりました、すんません

 まじすんません。梅雨がないとか言ってすんまんせでした。九州の方じゃとんでもないことになってますね。いやあこっちも一週間くらいずっと雨みたいですよ。

 梅雨、恐るべし!!!!最後の馬鹿力を振り絞ってるね。

 話しは変わりますが、最近、自分という人間がとんでもなく阿呆に見えたり、途方もなく天才に見えたりします。感情の起伏が激しくなってるんでしょうか? 以前までは「俺は普通の人間だ」と思えていたのに・・・・・・
 いや、実際びっくりするほど普通人なんですよ。特殊な技能も突出した才覚もないし。勉強の方も小学生の頃から真ん中くらいを貫き通してきたもんです。それなのに・・・・・・
 あれですかね、人生の岐路ってのに立つと冷静になれないもんなんですかね? そういうとこはうやっぱ普通だなぁ、凡夫だなぁ。むしろ普通だからこうやって落ち着かなくなるんでしょうね。ああ、普通で良かった。過度に傲慢にも小心にもならないし。
 とにかく、梅雨に対しても謙譲の心を持たなきゃいけないですね。梅雨さん、どうぞお手柔らかに・・・・・・
  • 2007.07.06.Fri
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最近・・・

 最近映画を観れていない! 忙しいせいだ! くそっ。まともに映画館で観たのは、なんだあれか『カポーティ』(主演フィリップ・シーモア・ホフマン)以来か。その以後は音楽ものだったからな。『viva joe strummer』と『festival express』は映画というには・・・・・・ドキュメンタリーだからなあ。まあストラマーめちゃくちゃ格好良かったけれど。もちろんジャニスもグレイトフルデッドもザ・バンドも良かった。でも映画って感じじゃない。
 近くの図書館でアキ・カウリスマキ監督のビデオが何本かあるから一気に観たいんだが、なかなか時間がとれない。キアロスタミ監督のも観たいし・・・・・・だがまったく時間がとれない。こんなに忙しいのは、テンパッてるのはいつ以来だ? まったく。  
 そういや映画とまったく関係ないけれど、ニュースかなんかなで爆笑問題の太田が芸人の書いた小説――劇団ひとり、千原ジュニア、品川、河本――をめちゃくちゃ褒めてて、現在の日本の作家はつまらないとか言ってるのを見た。う〜ん太田らしくないような気もするな。仮に本当に言ったとして・・・・・・半分くらいは賛成するけれどなぁ。全面的に賛成はできない。つーかW村上も現役だし、阿部和重、中原昌也なんてのもいる。なんと言っても筒井がやりたい放題やってるみたいだし、山田詠美もなんかやってるみたいだ。たしかにすげー新人ってのはなかなか出てきてないけれど。
 芸人の本をどれも読んだことがないから下手なこと言えないけれど、芸人が本当の意味で作家を超えることはないと思う。太田はなんか才能がどうたらこうたら言ってたみたいだけど、やっぱり芸人は芸人で作家は作家だ。餅は餅屋。マルチタレントって言葉が流行ったのも今は昔ですよ。  
 さて半分は賛成すると言ったわけだが・・・・・・残念ながらしょうもない文章を書いてる奴は、少なからずいる。これはもうどうしようもない。くだらない笑いをやってる芸人がいるのと一緒だ。笑いの金メダルとかエンタの神様に出てる糞みたいな連中が売れてるのと一緒で、阿呆みたいな文章で売れてる作家もいるってことだ。太田はそこをつかまえて発言したんじゃないんだろうか? 奴はお笑いブームにも一言もの申したそうだからなぁ。  
 で、なんか太田の純文学小説を期待してる出版社が多いみたいだけれど、太田は書かない気がする。東国原と話したときも政治家とかにはならずにお笑いで日本を変えるみたいなこと言ってたし。太田なりにお笑いで貫こうとしてるように見えた。でも歴史問題の本とか出してんだよな・・・・・・。純文学小説も書いちゃうかもな。そうなったら残念だな。確実につまらないと思う。残念だけれど。  
 いや、スロースロップはけっこう太田のことが好きなんですよ。でもまあ馬鹿なこと言ってるなあと思うこともある。それでも太田はまだマシだろう。ほかの糞芸人どもに比べれば。  あれ? 映画の話だったよね。そういや松っちゃんの『大日本人』って評判悪いみたいですね。楽しみです。処女作って良くも悪くも全てが出ちゃうからな。でも処女作だけではかれないこともあるからね。まあ時間ができたら観てみようと思います。  あー忙しい忙しい。
  • 2007.07.05.Thu
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悪文に捧ぐ

 チャールズ・ブコウスキーという作家がいた。低俗で卑猥で高尚さのかけらもなくて・・・・・・そんな文章を数多く残した。遺作となった『パルプ』の献辞――というんだろうか?――で「悪文に捧ぐ」とある。たまらないパンク爺だ、こいつは。

 『町で一番の美女』という短編集の中に『10回の射精』というくだらなくて笑える短編がある。下ネタ満載で非常に楽しいつくりになってる。例えばこんな文章

 「どれだけの男がつかってる?(中略)いいか、この単純な 写真を撮るのに3日間も費やしたんだ。何回射精したか当て てみろ」
 「4回?」
 「10回だ!」


 終始こんな調子の短編。たしかに下品でひどいもんだと思う。他の短編には本当にひどいものも少なからずある。けれどこいつのパンクっぷりは面白いわけです。長編は自分の子供のころのことなんかをネタにして自伝っぽいかんじで書いてるものがあるけれど、そんななかにも子供独特のきわどいジョークを包み隠さず書いてあるからたまらない。
 ・・・・・・ええ、そうですよ。スロースロップはエッチですよ。エロです。変態です。でもこいつの書く小説はそれだけじゃないのです。
 臭いがする。くさくて鼻がまがりそうだけれど、生活の臭いがある。そういった臭いのする小説ってのは面白い。だからこそ思う。「悪文」というのは「下手な文」のことじゃない、こいつの場合は。ブコウスキーの生き方が「悪文」のようなものだからなんだろう。「下手な文」ってのは生活臭のしない御綺麗な文のことだと、スロースロップは思う。

 ちなみに『パルプ』では死んだはずのセリーヌが出てきます。まったく阿呆です。宇宙人も出てきます。というかやっぱりブコウスキーもセリーヌ好きだったんだな、と。まあ当たり前か・・・・・・
 
  • 2007.07.04.Wed
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ジャンプっ子

 スロースロップがガキの頃はじめて読んだマンガ雑誌はジャンプだった。そういう人は多いんじゃないんだろうか? 楽しいマンガばかりだった。幽白とかスラムダンクとかDBとかさ。毎週わくわくしてたなぁ。

 最近のジャンプ読んでいる人いますか? どう思います? 何か連載陣、読みきり含め混迷しているように見えません? ここ一年でどれだけのマンガが打ち切れられたことか・・・・・・現在も打ち切られそうな連載が多いし・・・・・・というか時流に合わせることばかり考えて少年漫画の王道のようなもんがワンピースくらいしかない気がする。しかもそのワンピースも若干失速気味だし。

 何でこんなことになったんですかね。ジャンプっ子としては悲しい。というか少年漫画というジャンルが終わりを迎えようとしてるんですかね。もう今の子供たちにはそういったものは求められてない、と出版社側は考えているのでしょうか。
 少年漫画は減ったけれど、たしかに面白い試みをしているマンガもある、銀魂の若干引くくらいのパロディ根性――盗作疑惑は別として――ジャガーのギャグ、サムライうさぎの古風なつくりとモノローグ――今週号を読んだ限りでは迷走が始まりそうな気もするけれど――

 でもそんなマンガは雑誌の一部であって全体であってはいけないと思う。勇者学やバレーボール使い、もう打ち切られたけどペンギンなんて、うすた京介や2ちゃんねるネタの縮小再生産なんて読みたくない。うすた京介の真似なんてしてもつまらないし、2ちゃんねるネタだったら2ちゃんねるを見ればいい。

 何もDBがあった頃が最高とかセイントセイヤの王道さがほしいとかって懐古趣味なわけじゃないけど、それでも、冷静に見ても、今のジャンプはつまらない。でも何を変えればいいのかなんてわからん。問題はもっと根深い気がする。作り手側にとっても、読者の側にとっても。

 スロースロップが期待してるのは『サムライうさぎ』と『P2』の二つです。前者は珍しいジャンルのマンガだし――アホみたいな戦闘ものにはならないことを期待する――後者はべったべたな王道スポーツマンガを丁寧に描いてるところが好感がもてる。打ち切りを心配したけど盛り返してきたし、人気キャラ、アキラちゃんもいるし。
 でもインパクトはない。ともに看板を張るのはきついでしょ。ナルト、ブリーチ、ワンピースの看板がいつまで持つやら。私見ではワンピース以外はもう苦しい。ブリーチの話し作りの下手さにびっくりです。設定は抜群に格好良いのに。ナルトにしたって初期は面白かったのに。これじゃただの戦闘マンガだ。DB等の先行する戦闘マンガがあるっていうのに、忍者としての話をもっとやればいいのに。どんだけ戦いたいんだよ、まったく。

 ・・・・・・ん? ムヒョ? リボーン? ディグレ? 信念が感じられません。それぞれに画はうまい、とくに星野の画力は圧倒的だとおもうけど、迷走してますね。
 まあこんな書いてたら漫画家批判みたいに見えるかもしれないけれど――もちろんそんな部分もある――編集に問題があるようにも思える。不自然な方向転換が最近目にあまる。もっと漫画家を大切してやってほしいな。けっこう読者ってどっしりと構えて読みますよ。一ヶ月二ヶ月じゃ切りませんよ。
 『銀魂』で編集批判みたいな話があったけど、その通りかもしれないですね。
 ジャンプっ子としてはジャンプ第三期黄金時代の到来を心待ちにしてます。
  • 2007.07.03.Tue
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きっと

 人に意見を伝えるのは難しい。文学でも映画でもそのためにいろないろな手法で表現をしているんだろう。

 きっと明日はそれを身を持って思い知るんだろうなあ。とにかく熱意を持って臨もう!!

 ・・・・・・え? 告白しに行くのかって? まさか、そんなことじゃありません。面接です。あーーー緊張するぜい。

 ここで一句。

 冷や汗と ともに落ちるな わが将来
                スロースロップ

 お粗末さまでした。
  • 2007.07.01.Sun
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梅雨っていつ?

 梅雨・・・・・・ですよね?
 スロースロップの住んでいる地方では雨がぜんぜん降らないんですが、ダムは大丈夫なんだろうか、ダムは。水不足とかになるんじゃないだろうか。

 スロースロップは梅雨が好きです。たしかに雨に濡れて――理不尽な濡れ方をよくする――面倒ですが、雰囲気がいいじゃないですか。しっとりしてて風情があって、雨に濡れるアジサイなんてのもこの時期しか見れないしね・・・・・・なんて言うと思ったら大間違い。本当の理由は、騒ぎたくなるからです。夏もすぐそこまで来てるし。まあ雨の日に暴れるなんて阿呆のすることですが、いいんです。阿呆ですから。

 雨の降らない梅雨はつまらん。もう夏じゃん。こりゃてるてる坊主の野郎を逆さまにして吊るすしかないな。
 そういやサザンオールスターズの『TSUNAMI』って曲があるじゃないですか。あの曲は世間では夏の歌ってことになってるみたいですが、スロースロップの中では梅雨の歌って気がするのはなぜ? PVで雨が降ってるから?
  • 2007.07.01.Sun
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